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私の食事ログ

世界で活躍した上村愛子さん(モーグル)、伊藤みきさん(モーグル)の競技当時の話や、心がけていた食生活についてインタビューしました。

上村愛子

フリースタイルスキー モーグル

生年月日
1979年12月9日
出身地
兵庫県伊丹市
身長
156cm
血液型
AB型
上村愛子さんの経歴はこちら
1998年
長野オリンピック 7位入賞
2002年
ソルトレイクシティオリンピック 6位入賞
2006年
トリノオリンピック 5位入賞
2008年
ワールドカップ 総合優勝
2009年
世界選手権 モーグル、デュアルモーグル2種目優勝
2010年
バンクーバーオリンピック 4位入賞
2014年
ソチオリンピック 4位入賞
2014年
現役引退
  • 食事ログ10代
  • 食事ログ20代
  • 食事ログ30代
  • 食事ログ引退後
食事ログ 上村愛子さん 10代編
10代から五輪の常連も、実は体力不足 食事から体作り
15歳 全日本選手権3位(左から3番目)

15歳でモーグルをはじめ、16歳でナショナルチーム入りを果たし、18歳で長野オリンピックに出場し7位入賞したときはいっきに世間の注目を集めるようになりました。期待に応えたい一心で挑戦したソルトレイクシティオリンピックでは、メダルを期待されましたが、惜しくも6位入賞となりました。ワールドカップでは結果が出るレースもあったのですが、調子の波があり、トライアンドエラーの日々。どんなにトレーニングや練習を増やしても、体脂肪が低いため、一本滑ったらバテてしまうような体力不足に悩みました。

人生初のモーグル大会 クナイスル杯
(右から3番目)

その原因となっていたのが少ない食事量。自分の競技環境を整えていく中で出会った日清オイリオの公認スポーツ栄養士さんに指摘され、20代中盤で気がつきました。栄養バランスは悪くなかったのですが、胃が小さくおかず好きで、主食量が少なかったことがエネルギー不足の原因だったのです。

中学時代14歳 カナダにて

急に量を増やすのはストレスにもなるので、1日5食に分け、おにぎりやフルーツを補食に。その結果、数年かけて少しずつ、疲労回復やスタミナ、体の強さ、体調管理のしやすさが向上しました。スキーは靴、板、その2つを繋ぐバインディングと3つの道具を挟み雪の上に立ちます。思ったように動くのは至難の技で、技術を上げるには体も伴わなければいけません。うまくいかない時は食事の内容に手を抜いた時。食事の大切さを身をもって理解しました。

~日清オイリオの公認スポーツ栄養士からのコメント~ ~日清オイリオの公認スポーツ栄養士からのコメント~

雪上トレーニング時の疲労回復を早めたいという要望があり、「炭水化物(ご飯、パン、麺類、果物等)を積極的にとる、ビタミンB₁・鉄が多い食品を意識する」こと等を伝え、レシピ付きのモデル献立を提供したこともありました。

また、食べられる量が一般女性と比較しても少なめの為、1回に摂取できる栄養も少なくなります。そこで、食事の回数を増やすこと、必要な栄養素を多く含む食材を選択すること、野菜はカサを減らすため、ゆでたり炒めたり、汁物で食べることをアドバイスしました。

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