野菜に多く含まれるビタミンCは、加熱調理をすると損失してしまいます。
・植物油を使った加熱調理ならば、短時間で調理できるのでビタミンCの損失が少なくてすみます。
その上、野菜のカサが減るので、野菜がたっぷり食べられます。
炒める時はスピードが大切。次々に調味料を入れていかないと、手早く仕上がりません。味つけに必要な調味料は、あらかじめ全部揃えて手元にまとめておきましょう。
一緒に炒めるものは、大きさを揃えて切るようにしましょう。炒めすぎや半生のまま、ということなく、全体に均等に炒めることができます。
材料を入れる前に、鍋やフライパンを熱してから油を入れ、全体になじませます。この下準備をしておけば、焦げついたり油っぽくなるという失敗を防ぐことができます。(フッ素樹脂加工の器具は、から焼きはできません。)
低温で長く加熱していると、うまみや栄養素が流出してしまいます。また、材料の歯ごたえや色が失われてしまう原因にもなります。香ばしく口当たりよく仕上げるには、強火で手早くが原則です。
肉や魚介類、白身魚、かたい野菜等、油で一度揚げてから炒める「油通し」。材料を揚げることでおいしさを閉じ込める方法で、おいしい炒めものの隠し技といえます。火の通りが悪い野菜はあらかじめ軽くゆでておく方法もあります。