ごま油の色と香りは「圧搾」前のごまの煎り具合によって違ってきます。
高温で時間をかけて煎れば煎るほど、油の色は濃く仕上がり、ごま油特有の香ばしい香りが強まります。
焙煎ごま油は、高温で焙煎され、圧搾されたごま油です。
焙煎の深さ(温度と時間)により、独特の色と香りが生みだされます。
深く焙煎されたごま油は、香り立ちが強く色の濃い茶褐色の油となります。
低温焙煎ごま油は、低めの温度でじっくりと焙煎され、圧搾されたごま油です。低温で焙煎することで、ナッツのような甘い香ばしい香りが生まれます。
焙煎温度が低いので、透明感のある琥珀色の油となります。
太白ごま油は、ごまを生のまま搾り、精製したごま油です。
焙煎をしないので、色は無色で、クセのない、旨みのある油です。
すっきりした味わいと素材の味を活かせるごま油です。