食と生活情報レポート
食生活を中心とした社会の動きについて、調査した結果を紹介します。

'24 キッチンにおける『油』の存在調査
食用油は、商品の特長も意識して選択
◆「こめ油」「MCTオイル」に対する健康イメージが向上
◆「一般食用油」を非加熱調理に、「こめ油」を加熱調理に使用する人が増加
日清オイリオグループ株式会社(社長:久野 貴久)「生活科学研究課」は、生活者の皆様を正しく理解し、ソリューションを導き出すことを目的に、社会環境や生活者の価値観、生活習慣などの変化について継続的に調査研究を実施し、レポートを発信しています。
当研究課では、「キッチンにおける『油』の存在調査」として、食用油の購入・使用実態、調理に対する意識などについて1994年から継続的に調査しています。
本レポートは、2024年の調査結果と、同様の調査を行った2018年の結果を比較し分析した内容を中心にまとめました。
調査結果
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「こめ油」「MCTオイル」は、体に良いと思う人が7.5ポイント以上増加
各食用油への健康イメージとして、2018年と比べて、「こめ油」「MCTオイル」を体に良いと思う人は、それぞれ7.5ポイント以上増加しました。また、2018年と同様、「オリーブオイル」は体に良いと思う人が、8割強でした。(レポート4頁参照)
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「一般食用油」を非加熱調理に、「こめ油」を加熱調理に使用する人が増加
現在使用している食用油は、2018年と比べて、「こめ油」を使用している人が10.2ポイント増加しました。また、2018年と比べて、「一般食用油」を非加熱調理に、「こめ油」を加熱調理に使用する人は増加しました。 (レポート5頁参照)
調査概要
- 実査期間
- 2024年11月14日~18日
- 調査手法
- 定量調査(インターネット調査にて実施)
- 調査地域
- 全国
- 調査対象
- 20~70代の女性
- サンプル数・割付
-
n=1990 (全国の人口構成比で補正する統計処理を適用)
食用油の健康イメージ
- 2018年と比べて、「こめ油」「MCTオイル」を体に良いと思う人は、それぞれ7.5ポイント以上増加しました。
- 2018年と同様、「オリーブオイル」は体に良いと思う人が、8割強でした。

現在使用している食用油、
各調理に使用している食用油
- 現在使用している食用油は、2018年と比べて、「こめ油」を使用している人が10.2ポイント増加しました。
- 2018年と比べて、「一般食用油」を非加熱調理に、「こめ油」を加熱調理に使用する人が増加しました。

本レポートの詳細は下記のPDFファイルでご覧いただけます。
日清オイリオ生活科学研究レポート
No.51
'24 キッチンにおける『油』の存在調査(2.1MB)
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