○“油は太る”というのは誤解です! 「消費するエネルギー量」に比べて「摂取するエネルギー量」が多いと肥満につながります。つまり、油に限らず、たんぱく質や糖質も、必要以上に食べると余分なエネルギーとなってからだの中に蓄積されるわけです。すなわち、「油を食べるから太る」というのは誤解です。エネルギーの摂取量と消費量のバランスに注意しながら、適量の食事を心がけることが大切です。
○“腹持ち”がいいので食べ過ぎ防止にぴったり。
油は消化・吸収に時間がかかるため、胃や腸の中での滞留時間が長くなります。つまり、“腹持ち”が良いと言えるのです。例えば、うどんやそばは食べても直ぐにお腹が空きますが、油料理はゆっくりと消化されるため満腹感が長続きします。
お腹が空くとつい間食に手が出ることになりがちですが油料理は「食べ過ぎ」を防ぐことにもつながります。植物油を上手に食べて、必要以上のカロリーをとらないように心がけることが、シェイプアップのコツです。
○バランスの良い食生活のコツ その1:カロリーの摂取/消費バランスに注意。運動不足に気をつけましょう。 その2:間食、欠食、どか食いをせず、3度の食事をきちんと食べる。 その3:動物性脂肪に偏った食事や、糖分、アルコールのとり過ぎを避ける。 その4:食物せんいの多い食品をとる。ゆっくりとよくかんで食べる。 その5:見えない油に注意しましょう。
○見えない油にも注意しましょう 食用油やマーガリン等は、目に「見える油」ですので容易に食べる量を調整できます。しかし、私達は食品に含まれている油、つまり「見えない油」も食べているのです。食用油等「見える油」をどんなに減らしても肉類や菓子類を食べすぎてしまったら意味がありません。見える油だけでなく、見えない油にも注意することが大切です。