栄養 vol.18

栄養/子ども
夏休みにおすすめの子どもが喜ぶ簡単ごはん

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子どもの発育に欠かせない「脂質」

子どもの発育に欠かせない「脂質」

 脂質は体のエネルギーになり、ホルモンバランスを正常に保つ働きなどがあるので、摂りすぎに気をつけつつ、毎日の食事に摂り入れていくことが大切です。また、脂質の成分であるリノール酸やα-リノレン酸などの脂肪酸には、細胞の機能を正常に保つ機能があり、成長期の子どもの発育に欠かせないものでもあります。これらの脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、体内で生成することができないため、食事で摂取する必要があります。そこで注目したいのが植物由来の油。たとえばグレープシードオイルはリノール酸が豊富に含まれ、料理に使う油をグレープシードオイルにすることで、必須脂肪酸を摂取しやすくなります。

 そんなグレープシードオイルを活用した栄養バランスのよい一品を作ってみませんか?今回は夏休みのランチにもぴったりな、たんぱく質も美味しく摂れる冷凍うどんのアレンジレシピをご紹介します。

夏休みのランチにもおすすめ!トマトのさっぱりうどん

夏休みのランチにもおすすめ!トマトのさっぱりうどん

 今回ご紹介するレシピは、「レンジで完成!トマトのさっぱりうどん」。タレにはポン酢しょうゆと「日清ピュアグレープシードオイル」を使用。「日清ピュアグレープシードオイル」は味にクセがなく、どんな調味料や食材とも合わせやすいのが特徴です。ポン酢しょうゆの風味を生かしながらコクを出し、必須脂肪酸であるリノール酸も摂れるタレになります。
トマトやきゅうりにはビタミンCやカリウム、食物繊維など毎日摂りたい栄養素が含まれています。また、トマトには抗酸化作用があるリコピンもたっぷり。リコピンは脂溶性なので、オイルと合わせると吸収率もアップします。ツナも加えてたんぱく質も補給。バランスの良いレシピになっています。
コンロを使わず電子レンジだけで作れるところも魅力。こちらの一品で、5食品群(穀類、魚介類、緑黄色野菜、大豆製品、油脂類)を摂ることができます。

【材料(1人分)】

  • 冷凍うどん・・・・・・・・・・1玉(約200g)
  • トマト・・・・・・・・・・・・1個(約100g)
  • きゅうり・・・・・・・・・・・1/2本(約30g)
  • ツナ水煮缶・・・・・・・・・・1缶(約80g)
  • (A)
  • 日清ピュアグレープシードオイル・大さじ1
  • ポン酢しょうゆ・・・・・・・・・小さじ1

栄養価(1人分)

  • エネルギー :432kcal
  • たんぱく質 :19.2g
  • 脂質    :13.5g
  • 炭水化物  :49.4g
  • -食物繊維 :3.9g
  • -糖質   :45.5g
  • ナトリウム :550mg

作り方

  • 1)トマトはサイコロ状にカットし、深さのある耐熱容器に入れ、ツナ水煮缶をスープごと加えて冷凍うどんを重ね、600Wの電子レンジで5分ほど加熱する。きゅうりはせん切りにし、トッピング用を適量とりおく。
  • 2)Aをよく混ぜ、残りのきゅうりを加えて和える。
  • 3)器に1を盛って2をかけ、1)でとりおいたトッピング用のきゅうりをのせる。
    ※ポン酢しょうゆの量は好みで加減してください。

オイルを使って手軽においしさと栄養価をアップ

味にクセが少なく子どもも食べやすい「日清ピュアグレープシードオイル」を使えば、成長に欠かせない必須脂肪酸の一つであるα-リノレン酸もしっかりと摂れる料理が作れます。またオイルには、骨や歯を強くするために欠かせないビタミンDや皮膚や粘膜を守るビタミンAなど脂溶性ビタミンの吸収を助けてくれる作用も。
夏休み中は学校での給食がなく、お子さんの食事づくりに頭を悩ませる時期かもしれませんが、「日清ピュアグレープシードオイル」を活用して手軽においしさと栄養価をアップさせてみるのはいかがでしょうか。

五賀洋佳(ひろ)

五賀洋佳(ひろ)(料理家/管理栄養士) 7歳と9歳の娘の母。病院管理栄養士として勤務後、特定保健指導業務を経験する。野菜ソムリエとして旬の野菜を使ったレシピ開発のほか「料理のハードルを下げたい」をテーマにSNSでの発信活動や料理教室、Webライターとしても活動中。