運動 vol.11

夏の運動不足を解消する室内運動習慣とヘルシーごはん

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猛暑で外出が難しいときは室内で軽い運動を

猛暑で外出が難しいときは室内で軽い運動を

 ここ数年、夏に記録的な猛暑が続き、日中は不要な外出を控える方が増えてきました。室内など涼しい場所は快適ですが、長時間エアコンの効いた場所にいると体が冷えてしまいます。その結果、血液の循環が悪くなる、外気温との差で自律神経が乱れるなど、不調をきたす場合も。また、運動不足により筋肉量が落ちることで基礎代謝が低下し、やせづらい体質になることも考えられます。
 そんな夏にこそ適度な運動が大切です。外に出るのが厳しい猛暑日には、室内でできる運動から取り入れてみませんか。筋肉に負荷をかける動作を繰り返し行うレジスタンス運動(いわゆる筋トレ)なら、場所を取らないので自宅のリビングなどでもできます。下肢を鍛えるスクワットや上肢を鍛える腕立て伏せなど、器具を必要とせず自体重でできる運動は、運動習慣がない方でも取り組みやすいです。加えて、食事面では脂肪燃焼しやすい料理を意識できると、夏のやせづらさ改善にもより効果的です。

MCTオイルで脂肪燃焼!ワンプレートごはん

MCTオイルで脂肪燃焼!ワンプレートごはん

 今回は、脂肪燃焼に効果的で、夏のやせづらさ解消におすすめのレシピをご紹介します。ポイントは「MCTオイル」。MCTオイルの主成分である中鎖脂肪酸は、BMIが高めの方の場合、一般的な油脂と比べて日常活動時の脂肪の消費を高める作用が示されています。そのため、継続的に摂取することで、体脂肪やウエストサイズを減少させることができる、と言われています。
 もちろん、MCTオイルを使うことに加えて、一緒に食べる食材選びにもこだわれば、より効果的。たとえば、筋肉の材料になる良質なたんぱく質として鶏むね肉のひき肉、代謝に欠かせないビタミンを含む野菜など、体づくりをサポートする食材を使うとよいでしょう。今回ご紹介するのは味噌、酒、砂糖、オイスターソースで鶏ひき肉と野菜を甘辛く炒め、ご飯やゆで卵、チーズも盛り合わせた、ヘルシーかつスタミナアップにもなる一品です。MCTオイルはフライパンの火を止めてから加え、さっと混ぜ合わせて使ってください。

目安は1日2g。毎日使えるMCTオイル

MCTオイルは、無味無臭で色も透明なので、料理にさっと使いやすい便利なオイルです。今回のような炒めもののほか、煮ものやサラダ、スープにかけたり、ドリンクやヨーグルトと合わせたりしてもOK。ただし、MCTオイルは揚げ物調理、炒め調理といった加熱調理には向きませんので、調理が終わってから加えてください。
1日の摂取目安量は2g(ティースプーンの半分の量)です。脂肪がつきにくいことが知ら知られている中鎖脂肪酸を含むMCTオイルを食事に取り入れつつ、スクワットや腕立て伏せなど継続的な室内運動で筋肉を鍛え、健康的に夏を過ごしましょう!

尾澤真紀

尾澤真紀 (管理栄養士/公認スポーツ栄養士) フィットネスクラブ、給食会社勤務を経て、Jリーグクラブの管理栄養士を経験。現在はフリーランスとして高校野球強豪校はじめスポーツ現場での栄養サポート、調理師専門学校での講師、学校関係への食育講演などを行う。