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季節の変わり目に注意!動脈硬化対策レシピ
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動脈硬化を予防するための生活習慣
秋から冬への季節の変わり目には、気温がぐっと下がるときがあります。この時期は、心筋梗塞や脳卒中など心臓や血管の病気が多くなる傾向があるため、特に中高年の人は注意が必要です。 時には命に関わるこれらの病気に大きく関係しているのが「動脈硬化」。動脈硬化は食事や運動などの生活習慣に気をつけることで、ある程度は予防が可能です。具体的には、食べすぎを避け、適度な運動をして肥満を防ぐことが大事です。また、食事はできるだけ減塩を心がけ、主菜は不飽和脂肪酸を多く含む魚を積極的に食べるようにすると良いですね。魚をあまり食べる習慣がない人は、週に1~2回は魚にし、野菜やきのこ、海藻類等から血中のコレステロールを低下させる食物繊維をしっかり摂るようにしましょう。
アマニ油をプラス!鮭と厚揚げの中華風レンジ蒸し
鮭にはEPAとDHA、アマニ油にはα-リノレン酸という不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。実は、α-リノレン酸には血圧低下作用があることが分かっており、動脈硬化の原因のひとつである高血圧対策におすすめ。また、鮭のアスタキサンチンとブロッコリーのβカロテンやビタミンCは動脈硬化の危険因子である酸化LDLコレステロールの生成を抑制する抗酸化作用が期待されているためこちらも動脈硬化の予防効果が期待できます。そんな鮭とアマニ油を使ったレシピをご紹介します。血中のコレステロールを低下させる食物繊維のほか、5食品群(魚介類、大豆製品、緑黄色野菜、いも類、油脂類)もしっかり摂ることができます。
【材料(2人分)】
- 鮭・・・・・・・・2切れ(160g)
- 厚揚げ・・・・・・1/2枚
- 長芋・・・・・・・80g
- ブロッコリー・・・花蕾のみ1/2個(75g)
- しめじ・・・・・・1/4パック(25g)
- 酒・・・・・・・・大さじ2
- A
- オイスターソース・大さじ1と1/2
- しょうゆ・・・・・大さじ1
- アマニ油・・・・・大さじ1
栄養価(1人分)
- エネルギー :284kcal
- たんぱく質 :28.2g
- 脂質 :12.8g
- 炭水化物 :13.1g
- -食物繊維 :1.2g
- -糖質 :11.9g
- ナトリウム :1,320mg
作り方
- 1)ブロッコリーとしめじは小房に、鮭は3等分に分ける。長芋は1.5㎝厚さの輪切り(大きければ半月切り)にし、厚揚げは約1.5㎝厚さに切る。
- 2)耐熱皿の中心にブロッコリーとしめじをのせ、周りに鮭、長芋、厚揚げを交互に並べる。酒を全体に回しかけ、ラップをふんわりかけて600Wの電子レンジで約5分加熱する。
- 3)Aを混ぜてたれを作る。
- 4)2)を器に盛り、3)をかけ、最後にアマニ油を回しかける。
簡単お魚レシピで動脈硬化対策
面倒に思いがちな魚料理ですが、このレシピは電子レンジで作れるのでとても簡単です。一品で野菜や大豆製品、アマニ油も摂れて、栄養バランスが良い点も魅力。動脈硬化対策としてもおすすめのレシピになっているので、ぜひお試しください。