減塩の⼤切さと⼿作り減塩ドレッシング
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減塩の大切さ
「減塩」という言葉を誰しも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?日本は世界的に見て、食塩摂取量が多い国と言われています。平成30年の国民健康・栄養調査では、日本人(20歳以上)の1日の食塩摂取量の平均値は10.1gとなっています。(出典1)
しかし、国が定めている日本人の食事摂取基準(2020年版)では、食塩摂取量の目標量は成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満です。まだまだ目標には程遠いというのが現実です。食塩を減らすことは健康維持のために大切であり、そのために日々の調味料を見直すことが必要です。しょうゆや味噌だけでなく、ドレッシングにも塩分の多いもの、少ないもの様々なタイプがあるので、減塩を意識する際は、表示をしっかり確認することが必要です。
出典1:厚生労働省 平成30年 国民健康・栄養調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000688863.pdf
おいしい減塩ドレッシングを手作りしよう
野菜を美味しく食べることができ、油を加えることで脂溶性ビタミンの吸収をアップしてくれるドレッシングですが、塩分にも気を付けたいですね。そこで、おすすめするのが減塩ドレッシングを手作りすることです。減塩でもおいしく作るコツは、甘味や酸味など塩味以外の味を利用することや、香りや風味、うま味を利用すること。また、乳製品やオイルなどのコクを利用するのも一つの手です。
例えば、シーザードレッシング風なら、ヨーグルト、はちみつ、マスタード、オイル(アマニ油やオリーブオイル等)を混ぜればできあがり。簡単においしい減塩ドレッシングが作れます。
和風ドレッシングなら、しょうゆ、オイル、わさび、黒こしょう、砂糖などを混ぜましょう。しょうゆの量を控えめにして、わさびや黒こしょうでアクセントを効かせるのが減塩でおいしく作るポイントです。
また、ドレッシングはサラダを食べる直前にかけましょう。ドレッシングをかけて時間をおくと野菜から水分が出て味がぼやけてしまう原因になります。
おいしく減塩し、いきいきとした生活を
日々の食事を一工夫するだけで、おいしく減塩できます。オイルでマイルドに仕上げたり、砂糖やはちみつで甘味をプラスしたり、レモン汁や酢で酸味を利用したり、ハーブやスパイスで風味やアクセントを付けるなど、ぜひ、楽しみながら減塩生活を送ってください。