マーガリンやチョコレート用油脂等の固形脂を中心に、製造技術について検討・開発を行っています。ラボレベルからパイロットスケールで検討を行い、スケールアップにおける課題の抽出や実製造に適した設備・条件を検討しています。新しい技術の導入により、高機能な製品を低コストで生産すること、環境負荷の低減も大切なポイントです。生産技術が取り扱うテーマは液状油や固形脂、それらの搾油、精製から分析、センシング技術など非常に幅広く、さらに各生産拠点の技術本部として様々な知識・多角的な視点が求められるため、これらの専門性を高めていくことが非常に重要です。「生産技術」というとパイロットスケールでの検討を行うイメージでしたが、多くのテーマで中央研究所と共同で取り組んでおり、ラボでの検討や分析も日々行っています。また、海外の拠点との共同取り組みも多く、国内外の生産拠点と密に関わり合うことが出来る点も生産技術課の大きな魅力です。中央研究所と生産現場をつなぐ架け橋として、部署を越えたコミュニケーションを大切にし、それぞれの担当者と連携しながらトライ&エラーを繰り返すことで期待する結果に近づいていく時に大きなやりがいを感じます。
生 産
[生産技術開発]最新技術を駆使し、
高品質・高機能な製品の生産を
実現する
M. T
生産技術開発部 生産技術課
2019年入社
農学府 応用生命化学専攻修了