精製課では、大豆や菜種を絞って抽出した油を精製し、食品にする工程を担当しています。大豆や菜種の油の精製以外にも、フライ油などに使用されるパーム系をはじめとした常温で固まる油も製造しています。私はラインスタッフとして、その日に運転する各工程の生産予定計画の作成や生産状況の管理および改善提案を行っています。精製課が精製する油は1日に1000tにも上り、油の種類によって精製工程も異なります。そのため担当する生産ラインの状況をタイムリーに把握し、設備や品質に異常がないかを確認するとともに、安定操業の実現やより効率の良い生産を検討するのが主なミッション。いわば工場全体に目を配り、精製プロセスの管理や流れをコントロールするマネジメント的な役割ですね。自らが生産計画を立て、現場へ申し送りをし、予定通りに製品ができたときや、生産に異常が発生した際に現場へ対応の連絡をし、関連部署と連携を取って早期解決することができたときなどにやりがいを感じます。
生 産
[生産管理]1日1000tもの油を精製、
安定操業と生産性向上に向け
現場目線に立ち、工程を見直す
K. T
横浜磯子工場 精製課
2015年入社
情報理工学部 知能機械工学科卒